発達障害の話題は昔に比べてテレビや、雑誌などでも度々取り上げられ、昔より認知度が高くなってきています。
昔は学校でも多動や自閉症の子など、発達障害の中でも支援学級は入らなくてはならない子だけが入るところという傾向やイメージでしたが、最近は情緒が不安定な子、勉強が少し苦手で発達検査をして軽度知的発達障害と認定された子、身体に障害がある子など、広くさまざまな子の個性にあわせて支援学級も対応して入級する選択が出来るようになってきました。
しかし、昔に比べ範囲が広がり、障害の分類も増えて誰でも『そうゆうところあるんじゃないの?』『何個か当てはまったら発達障害なの?』と分類と情報の多さなどで、発達障害の線引きに悩む方が増えた気がします。
俗にゆう『グレーゾーン』の子は親子共に悩むことが多いと思います。
学校は『一人一人の個性を大切に、一人一人が学びやすいがことが一番です。』『昔の支援のイメージとは違うよ』といいますが、なかなか現実は世間のイメージは昔のままで、発達障害
や支援学級に対して偏見や間違ったイメージのままの方が圧倒的に多く、学校も先生の人員不足や知識を持った先生不足などなかなか理想通りにはまだまだ出来ないのが現状です。
発達障害の線引きはなかなか難しく、グレーゾーンの子を持つ親もなかなか発達障害という言葉を受け入れることは簡単ではありません。
『少し出来ないくらいで発達障害なの?』
『少しゆっくりしてるだけなのに?』
『どう選択するのがこの子のためになるの?』
『昔と今は世間のイメージや学校の対応は本当に違うの?』
など考えても考えても、悩んでも悩んでもループを繰り返し暗い気持ちになることも多いと思います。
しかし、暗いまま重い気持ちを引きずったまま毎日を過ごすことはすごく家族にとっても本人にとっても辛いことだし、解決出来ずこれがずっと続くことなり、とても悪循環だと思います。
なかなか難しいですが、家族や本人が今の現状や発達障害のことなどありのままの今を受け入れて、明るい気持ちで前だけ見て進むことが一番大切なことだと思っています。
明るくありのままのその子を受け入れ、この子がどうしたら今苦手なことを楽しく自信持って乗り越えていけるか、そして『こうゆう自分、すごく好き!』と心から思えるようにするかを一番に考えて生活していけたら一番家族が幸せになると思います。
子供の時期は勉強も大切ですが、自分が好きで自分を大切に出来ることが一番大事だと思います。
発達障害の子は他の子よりゆっくりしていたり、難しいこともたくさんあります。
その代わり誰よりも出来ることもそれぞれあるのですが、出来ないことが多いため比較しなくていいことでも自信を無くしてしまったり、自分は出来ないと最初から思ってしまう子も多いです。
自己肯定力が低いと毎日が曇り空のような日々になり、何事にも自信が無くなったり、失敗を恐れて意欲がなくなって余計生活がしんどくなります。
自分は自分でいいところがたくさんあるんだという自己肯定力を大切にするのも大切だと思います。
昔に比べ、世の中は便利になり、情報も簡単にテレビや雑誌、インターネットなどで調べたり出来るようになりました。
たくさんいいこともあれば、情報の多さに悩まなくていい悩みをかかえる人もたくさんいます。
しかし、発達障害の情報や正しい知識が世間に広まり、金子みすず先生の詩にあるように
『わたしが両手をひろげても、お空はちっともとべないが、とべる小鳥はわたしのように、地面をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、あの鳴るすずはわたしのようにたくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。』
こうゆう優しい世の中になって、発達障害のある方が住みやすく、生きやすい世の中になって欲しいです。
発達障害という言葉は『障害』という言葉がつくだけにきついイメージや偏見を生みやすい言葉がですが、だれもが得意、不得意があるように自然で誰にでも当てはまることだと思います。
書くのは得意だけど、話を聞くのが苦手だったり、勉強はみんなが一回で習得出来ることが、10回くらいしてゆっくり自分のものに出来る子だが、運動は誰よりも上手い子だったり、色んな子がいます。
将来どれが役にたつか分かりません。
体を動かす仕事、頭を使う仕事、スポーツに携わる仕事、技能的なことを習得してする仕事、センスが重要とされる仕事など、何が大事で何が必要なのかなど分かりません。
1つ言えるのは発達障害があるからといって劣っていたり、出来ないなんてことはありません。
それぞれがなりたいものややりたいことを発達障害ある無しに限らず、色んなことにチャレンジしたり、無駄だと思うことや新しいことも進んでやることが将来にきっと役にたつことだと思います。
発達障害は障害でなく、個性です。
ありのままを大切に。